2001-11-08 歩み <FONT size=-1>水溜りが目の前に3つある。縦に3つ並んである。それぞれの間にはわずかな隙間。まず、1歩目。ホップ。そして逆の足で2歩目ステップ、最後の水溜り、3歩目ジャンプ。・・・じゃばーん。3つ目の水溜りに入ってしまった彼を何故嘲笑う事が出来ようか。2歩目を着地した時に分かっていたに違いない。しかし止まれないのだ。分かっていても。その歩みを止める事は出来ないのだ。破滅が分かっていても、それでいて進まざるをえなかった者を何故嘲笑う事が出来ようか。</FONT>