ミーガン法

について調べ中。
相方にこれについて色々聞かれたんだけど、
はっきりした答えが言えなかったので、勉強も兼ねて調べております。
ミーガン法って何って方はぐぐってください。

結論から言うと可とも否とも言えない。

その人の視点をどこに置くかによって全て決まってくるような気もしなくは無い。

被害者よりも、加害者の人権の方が大切で、ひたすら「人権、人権」と繰り返すようなヒトとは
絶対に分かり合えないだろうと思うし。
そんなヒトが身内や知り合いが実際に被害者になっても
「人権、人権」言えるのか聞いてみたい所だけど。

まず着眼点を再犯の抑止に留めるとしたら、これほどの法律は無い。
他の犯罪よりも性犯罪は再犯率が高い事は、色々な所で言われている事であり、
犯罪者が近くに居ると居ることを周りの住民に知らせる事によって、
住民の危機意識を高める結果にも繋がるだろうと予測できる。

が、この法律には穴がありすぎる。
まず犯人への襲撃事件が多発することが挙げられる。
また襲撃する人間も自分自身は「正しい」と変な正義感に満ちているから、これまたやっかいである。
次に、この法律によって更生機会がますます失われることである。
性犯罪等の前科が公表された場合、間違いなく社会復帰の道は絶たれる。
部屋を借りようとしても断られるだろうし、職にありつくことなど出来やしないだろう。
残された道は死しかない。
そんな犯罪者が、刑務所の居心地のよさに再犯を犯したら本末転倒だろう。

そもそも再犯の抑止を一つの法で何とか出来ると思うほうが間違いではないか。
刑務所が更生施設として意味を成していないほうが問題だとウチは思うのだけど。

他にも犯人にGPSをつけたらとか、性ホルモン抑止の薬物投与だとか、
実際問題、誰が犯人を監視し続けるのだとか(司法が裁く以上監視するのは警官でなくてはならないはず→そんな人間余ってます?)、
書こうと思えばいくらでも書けるんだけどレポートでもないのに、
このテスト前にそんな暇な事はやってられません。

まぁその辺の所は某法学部の人の意見も聞いてみたいなと言ってみるわけで。